やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。14巻 考察 ネタバレ注意

どうもゆうぽけです。今回は最近一年ぶりに最新刊が発売されたやはり俺の青春ラブコメまちがっている。の個人的な考察になります。あくまでも個人的な考察なので偏見が入ってしまう+ネタバレにはご注意を

 

 

 

 

 

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由比ヶ浜結衣の願い

結衣は奉仕部3人で一緒にいることを望んでいると思います。13巻のp209のintercludeで「ただ一緒にいて3人で過ごせる時間があればそれでよくてそのためにできることをしようと思って」と述べている通りです。また12巻のp99のintercludeで「ほんとはずっと前から気づいてた。あたしが入り込めないところがどこかにあって何度もその扉に立つけれどそれを邪魔しちゃいけない気がして」とあります。結衣は八幡は雪乃を選ぶと思っており3人の関係が終わったら一人にされてしまうと思っているのではないでしょうか。この思いが3人で一緒に居続けたいとより強く思わせていると思います。そしてこう思っているからこそ13巻p209で「だからお願い終わらないで」と願い、それがかなわないと思っているから彼女の独白にはどこか悲壮感を感じるのだと思います。

  また彼女は11巻あたりから自分をずるいことと評しています。自分が一人になりたくないからという理由で3人で一緒に居続けることを望んでいるのはずるいと思っているからでしょう。

 

雪ノ下雪乃の願い

雪乃はどちらかを選び恋人になり彼女らの言う本物を得ようとしているのだと思います。そのため八幡や結衣に依存してと気づいた雪乃は本物を得るために並び立とうとして一人で何かを成し遂げようとします。今回のプロムもそれですね。しかし結局八幡に助けられての成功という形になりました。それでは並び立っているとは言えないから本物じゃない。それが最後に彼女が自分の願いをかなえる権利を結衣に譲った理由だと思います。

後13巻のp234の雪乃と結衣のやり取りで結衣が「あたしの願い、知ってる? ちゃんとわかってる?」「ええ。たぶん、同じだと思うから」と言っていますが上で述べた考察が正しいとするならば一緒ではありませんね。結衣も13巻p132で「彼女の願いはもう決まってる。あたしと同じであたしと反対。似ているけれど全然違う」一緒だけど全然違うと否定しています。八幡への想いは同じだけどどちらかを選び恋人になり本物を得ようとする雪乃と奉仕部3人で一緒にいることを望んでいる結衣で全然違うという意味です。そうだとすると雪乃は結衣の願いを勘違いしているのではないでしょうか。

 

 

比企谷八幡の想い

この物語の主人公で語りてですがまだ全然どちらを選ぶかはっきりしてませんね。13巻の冒頭で何度も結衣のほうをふりかえり、間違えてしまったといっている部分をみると結衣を思っているようにも思えるし、13巻のp257で「あいつが助けを必要としてなくて、それでも俺が助けたいと思うなら、それは共依存なんかじゃない。それが証明できればいい」「比企谷……。その感情をなんていうか、知ってるか?」というやり取りを見ると雪乃を思っているように見えてきます。ここからは単なる予想になるのですが八幡はどちらも想っているのではないでしょうか。だからどちらも想っているシーンが見られるのではないかと予想しています。ただ葉山に追及されたシーンで「男の意地だろ」とごまかしているのを見るとこれは結衣への想いのほうが大きく雪乃への想いを誤魔化しているのではないかなと思っています。まあ個人的に結衣押しの自分の偏見が入ってしまっているので確信はもてないです。

 

最終巻の展開予想

以上のことを含めての最終巻の展開を予想してみます。まず雪乃が願いをかなえる権利を結衣に譲ったので結衣の願いである「3人一緒にいること」つまり奉仕部としての活動を再開することになると思います。願いでつながれた奉仕部で3人でどこかに遊びに行ったりする幸せな日々が訪れるのではないでしょうか。しかし、これは八幡や雪乃が否定した偽物そのものですね。この状態を打破するのがここ最近いいところがなかった雪乃が告白かまたは違う手段かもしれないですが事態を動かしていきそこで八幡がどちらかを選びどちらかが奉仕部を去る。そして、八幡が奉仕部を去ったほうを戻すように動き新入生として入ってきた小町や大志とともに引退まで過ごすことになるというのがベストエンドではないかと予想しています。

 

最後に

 最後まで読んでいただきありがとうございました。とにかく最終巻楽しみですね。13巻14巻同時発売といたるところで噂されてましたけど結局13巻発売されて一か月過ぎましたがまだ何の情報もでてません(笑)。最終巻いつになるんでしょうね……。後最終巻がでた後も3年生編みたいなのを書いてくれないかなあって思ったりしてます。書けなくはなさそうだと思うし、どちらが結ばれても3人の行く末が気になります。渡航先生頑張ってください!